PRODUCT

農業ビニールハウス用鋼管(ZAM®製) NTN

特徴

溶融亜鉛-6%アルミニウム-3%マグネシウムめっき鋼板(商品名:ZAM®)を素材としておりますので優れた耐食性を有しています。
さらに電縫溶接後の外面ビード切削部についても特殊な溶射合金で溶射補修しており、耐食性を維持します。
素材は、クロムフリー処理品を採用しており、環境にやさしい鋼管となっています。
高強度タイプ(590N)も新たにPrime Hard®シリーズとしてラインアップ。
防錆用のドライコーティングには優れたフッ素系有機処理(パワープラスF®)を採用しました。

化学成分

社内記号 化学成分(%)
C Si Mn P S
NTN400-XC 0.25
以下
0.040
以下
0.040
以下
NTN590-XC
(Prime Hard®590)
0.040
以下
0.040
以下

機械的性質

社内記号 引張強さ
(N/mm2)
降伏点
又は耐力
(N/mm2)
伸び
(%)
曲げ試験 へん平試験
曲げ角 内側半径
(Dは管の外径)
平板間の距離)
(Dは管の外径)
NTN400-XC 400
以上
235
以上
23
以上
90° 6D 2/3D
NTN590-XC
(Prime Hard®590)
590
以上

以上
5
以上
7/8D

注1) 引張試験片はJIS Z 2241に規定する11号と12B号試験片です。

注2) 外径40mm以下の管については、上記の伸びは適用しません。

注3) 厚さ8mm未満の管で12号試験片を用いて引張試験を行う場合には、伸び最小値は厚さ1mmを減じる毎に表記の伸び値から1.5%を減じたものをJIS Z 8401(数値の丸め方)によって整数値に丸めたものを適用します。

注4) 曲げ試験は外径50mm以下の管に適用し、注文者の規定のある場合にへん平試験の替わりに行います。

注5) 上記以外の種類については弊社担当までお問い合わせください。

寸法許容差

区分 外径の許容差 厚さの許容差 長さの許容差 曲がりの許容差
2号 50mm未満 ±0.25mm 3mm未満 ±0.30mm 3.500mm未満 +50mm、0mm 1mにつき1mm以下
50mm以上 ±0.5% 3mm以上 ±10%

注1) 上表以外の許容差も対応可能です。ご相談ください。

注2)「区分」は社内規格区分を表します。

注3) 再切断後の長さ許容差についてはご相談ください。

製造可能範囲(400N)

  • 凡例記号:◎通常スエージ ●異形スエージ
  • 製造可能範囲
適用例 形状 呼称外径
(mm)
板厚範囲(mm) 防錆処理
1.0 1.1 1.2 1.6 2.3 3.2 4.5 6.0
一般ハウス 丸管 19.1 ドライコーティング
22.2
25.4
中型ハウス 31.8
38.1
42.7
48.6
角管 50×50 防錆油仕上げ
60×30
60×60
75×45
大型ハウス 75×75
100×50
125×75
100×100

製造可能範囲(Prime Hard® 590N)

  • 凡例記号:◎通常スエージ
  • 製造可能範囲
適用例 形状 呼称外径
(mm)
板厚範囲(mm) 防錆処理
1.0 1.2 1.6
一般ハウス 丸管 19.1 ドライコーティング
22.2
25.4
中型ハウス 31.8
38.1

注1)上・左記以外の寸法も製造可能です。ご相談ください。

注2)長さについてはご相談ください。

鋼管の仕様

種類の記号 仕上げの内容 形状の内容
NTN400DSS コーティング 異形スエージの形状は材質、外径によって変わります
図
NTN400D45 コーティング+線引き(ピッチ45cm)
NTN400D50 コーティング+線引き(ピッチ50cm)
NTN400D60 コーティング+線引き(ピッチ60cm)
NTN400DXX コーティング+線引き(ピッチ不特定)
NTN590DSS コーティング
NTN590D45 コーティング+線引き(ピッチ45cm)
NTN590D50 コーティング+線引き(ピッチ50cm)
NTN590D60 コーティング+線引き(ピッチ60cm)
NTN590DXX コーティング+線引き(ピッチ不特定)