鋼管カタログ
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◉種類と特徴 / 一般構造用炭素鋼鋼管…抗張力290~540N/mm2◉化学成分・機械的性質種類の記号STK290STK400STK490STK500STK540  特  徴軽易な構造部材に用いられます。低強度設計のため、土木建築の主要構造物には適用しません。STK490よりも高強度で、かつ溶接性を重視した構造用高張力鋼管です。各種構造部材としてもっとも用途が広く、「建築構造計算基準」に対応した鋼管です。「一般構造用途」に使用される種類です。溶接性が良好な溶接構造用高張力鋼管です。「建築構造計算基準」に対応した鋼管で、高強度を必要とする構造部材に使用される種類です。鋼管足場用として多く用いられています。炭素含有量が比較的多い鋼管です。区分 2号外径の許容差50mm未満 ±0.25mm50mm以上 ±0.5% 厚さの許容差 3mm未満 ±0.30mm3mm以上 ±10% 長さ許容差 3,500mm以上 +50mm、0mm曲がりの許容差 1mにつき1mm以下種類の記号JISSTK290STK400STK490STK500STK540-社内記号NTKC290NTKC400NTKC490NTKC500NTKC540NTKCH70090°90°90°90°90°90°6D6D6D8D6D6D化学成分(%)機械的性質曲げ試験降伏点又は耐力(N/mm2)へん平試験(平板間の距離)(Dは管の外径)C--0.25以下0.18以下0.24以下0.23以下Si---0.55以下0.35以下0.55以下Mn---1.65以下0.30~1.301.50以下P-0.040以下0.050以下0.035以下0.040以下0.040以下S-0.040以下0.050以下0.035以下0.040以下0.040以下400以上290以上490以上500以上540以上700以上23以上30以上23以上15以上20以上引張強さ(N/mm2)内側半径(Dは管の外径)2/3D2/3D7/8D7/8D7/8D7/8D伸び(%)曲げ角235以上315以上355以上390以上---注1) 外径40mm以下の管については、上記の伸びは適用しません。注2) 引張試験片はJIS Z 2241に規定する11号と12B号試験片です。注3) 曲げ試験は外径50mm以下の管に適用し、注文者の指定のある場合にへん平試験の替わりに行います。注4) 厚さ8mm未満の管で12号試験片を用いて引張試験を行う場合には、伸び最小値は厚さ1mmを減じるごとに表記の伸び値から1.5%を減じたものをJIS Z 8401(数値の丸め方)によって 整数値に丸めたものを適用します。注1) 上表以外の許容差も対応可能です。ご相談ください。注2) 「区分」は社内規格区分を表します。注3) 再切断後の長さ許容差についてはご相談ください。◉外径・厚さ・長さ・曲がりの許容差7一般構造用炭素鋼鋼管一般構造用炭素鋼鋼管

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