鋼管カタログ
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プレめっき鋼管のJIS対応について29プレめっき鋼管のJIS対応について[参考]プレめっき鋼管のJIS対応について該当するJIS規格に準拠し、プレめっき鋼管について製造対応いたします。附属書A(参考)※JIS G 3444より抜粋めっき鋼板及び鋼帯を用いる場合のめっきの種類及びめっきの付着量G 3444序文めっき鋼板及び鋼帯を用いて管を製造する場合のめっきの種類及びめっき付着量は、この附属書を適用することが望ましい。A.1 めっきの種類及びめっき付着量 めっきの種類及びめっき付着量は、次による。 a)溶融亜鉛めっき、電気亜鉛めっき、溶融アルミニウムめっき、溶融亜鉛-5%アルミニウム合金 めっき、及び溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっきの5種類とする。等厚めっきを用いる場合の   めっきの付着量は、JIS G 3302、JIS G 3313、JIS G 3314、JIS G 3317及びJIS G 3321による。 b)溶融亜鉛めっき及び溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっきによるめっきの場合には、めっき鋼板 及び鋼帯の表裏面で異なる付着量(差厚めっき)としてもよい。この場合、次の条件を満たすことが 望ましい。 1)管の外面のめっきの最小の付着量は、溶融亜鉛めっきの場合、3点平均最小付着量1):30g/m2 以上、及び1点最小付着量1):26g/m2以上とする。また、溶融55%アルミニウム-亜鉛合金 めっきの場合、3点平均最小付着量:35g/m2以上、及び1点最小付着量:30g/m2以上とする。 注1)JIS G 3302の5.2.2(めっきの付着量)を参照。 2)管の内面のめっきの最小の付着量は、溶融亜鉛めっき及び溶融55%アルミニウム-亜鉛合金 めっきのいずれの場合においても、3点平均最小付着量:30g/m2以上、及び1点最小付着量: 26g/m2以上とする。 c)その他のめっき。受渡当事者間の協定によって、めっきの種類は、a)以外の溶融めっき又は電気 めっきとしてもよい。この場合、次の条件を満たすことが望ましい。 1)溶融めっきの付着量は、めっきの両面合計の最小付着量を3点平均最小付着量:通常60g/m2 以上及び1点最小付着量:51g/m2以上とする。また、電気めっきの付着量は、めっきの片面の 最小付着量を、等厚めっき:8.5g/m2以上、差厚めっき:8g/m2以上とする。

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