鋼管カタログ
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13機械構造用角形鋼管◉特徴機械構造用角形鋼管は、その用途が多岐にわたって使用されています。それぞれの用途に応じた精度、表面性状、機械的性質が要求されるため、それらの用途に応じ細分化され特別に管理された鋼管を製造し、ご利用いただいています。◉化学成分11種12種13種14種注1) 記号中の〔X〕は材料記号を代表する記号です。注2) 長辺38mm以下の角形鋼管については、表記の伸びは適用しません。ただし必要のある場合には協議により規定します。注3) 引張試験片は管より切り取ったままの管状試験片とします。 化学成分(%) 種類の記号NTKMR11A-XCNTKMR12A-XCNTKMR13A-XCNTKMR14A-XCC0.12以下0.20以下 0.25以下0.30以下Si0.35以下0.35以下 0.35以下0.35以下Mn0.60以下0.60以下 0.90以下0.30~1.00P0.040以下0.040以下0.040以下0.040以下S0.040以下0.040以下0.040以下0.040以下種類◉機械的性質11種12種13種14種種類の記号NTKMR11A-XCNTKMR12A-XCNTKMR13A-XCNTKMR14A-XC3mm未満3mm以上1.5mm未満1.5mm以上 2.5mm未満2.5mm以上50mm以下50mm以上±0.30mm±10%±0.15mm±0.25mm±10%下妻3,500mm以上蒲郡4,000mm以上+50mm、0+30mm、0±1.5°±0.30mm±0.25mm±0.5%引張強さ(N/mm2)290以上340以上370以上410以上降伏点又は耐力(N/mm2)-175以上215以上245以上伸び(%)20以上18以上15以上13以上種類 機械的性質区分1号2号区分1号2号区分1号厚さの許容差辺の長さ許容差長さの許容差隣り合った平板部分のなす角度注1) 上表以外の許容差も対応可能です。ご相談ください。注2) 「区分」は社内規格区分を表します。注3) 辺の長さ許容差は角管の長辺について規定します。偏平角の場合の短辺でも、長辺の長さの許容差を適用します。注4) 厚さの許容差は、平板部に適用します。注5) 厚さ許容差の値は、溶接部に適用しません。注) 上表以外の許容差も対応可能です。ご相談ください。(S値:40x40x2.3mmを区分として大径×板厚大は許容差が変わります)◉寸法許容差SSSSSSSSt[参考]S値区分1号曲がりの許容差辺の平板部分の凹凸許容差角部の形状と寸法(S値)辺の長さ50mm以下辺の長さ50mm以上全長の0.3%以下全長の0.1%以下1t ±1.0mm 2t ±1.0mmシャープコーナー(角出し)ラウンドコーナー(Rつき)0.25mm以下辺の長さの0.5%以下区分1号2号機械構造用角形鋼管t:板厚

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